大田区蒲田の税理士がつづる税金・節約のはなし

大田区 蒲田の税理士が日々の生活の中で活かせる税金・節約のはなしをします

税金(法人)

【法人税】外国で生じた延滞税、延滞金、加算税は損金算入可能なのか?

外国で生じた税金の申告や納付が遅れた等の理由により、外国税の延滞税や延滞金、加算税がかかってしまうことがあるかと思います。ではその延滞税等は法人税の計算上は損金に算入することが出来るのでしょうか? 早速結論からいきたいと思います。結論として…

【法人税】特定譲渡制限付株式による給与の件

H28年度、H29年度の税制改正により、株式による役員賞与や利益に連動する役員賞与が損金に算入することが可能となりました。 今回はその中でも株式による役員賞与について、取り上げてみたいと思います。 【目次】 1.事前確定届出給与 (1)28年度改正にお…

支店や課単位の報奨金の税務上取扱いの件

営業成績が優秀な人に報奨金が出たという話はよく耳にすることだと思いますが、今回取り上げるのは、支店や課といった団体に対して報奨金が出た場合の税務上の取扱いです。 お客さんより以下のような質問がありました。 【Question】当社は、年1回、売上成…

販売奨励金・販売促進費の税務上の取扱いの件

売上を伸ばすために、販売子会社や取引先に販売奨励金や販売促進費を支出する場合があります。 販売子会社等にとっては、受け取った販売奨励金を基に売上向上策を講じ、実際に売上が上がれば、仕入先である販売奨励金を支払った会社においても売上があがるこ…

【社長が会社での借入の連帯保証を行った時】社長に支払う債務保証料の件

会社が銀行から借入を行う場合に、社長が連帯保証を求められるという話はよく耳にします。 このような場合に、会社が社長に対して保証料を払うことはできるのでしょうか? 今回はこの保証料について考えてみたいと思います。 【目次】 1.会社が社長に支払…

国際税務について考えてみる件

国際税務という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、具体的にどんなことか、分かる人はそんなに多くないと思います。 今回はそんな「国際税務ってなんだろう」という問いについて考えてみたいと思います。 【目次】 1.国際税務との関わりの始まり …

【元号の変更とシステム対応】資本的支出か修繕費なのかを考える件

平成31年4月30日をもって「平成」が終了し、翌5日1日からは新元号が施行されます。これに伴い、システム修正を迫られる個人事業者さんや法人さんも多いと思われます。今回は、元号変更に伴うシステム修正費用は税務上、「修繕費」と「資本的支出(資産計上)…

商品券やプリペイドカードに関する印紙税の件

日常生活でよく使うことになるプリペイドカードや商品券。 こちらで支払いをすると、通常の現金と同様に領収書に印紙税が必要になることはご存知でしょうか? 今回は商品券やプリペイドカードに関する印紙税の取扱いについて、Q&A方式でご紹介したいと思いま…

組織再編における譲渡損益調整資産の取扱いの件

<新年あけましておめでとうございます。> <今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m> 今年のお正月は、子供が生まれてから初めてのお正月ということで、実家に帰って子供と一緒に遊んで寝て終わってしまいました。 さて今回は実務で遭遇した相談事例…

平成30年度税制改正大綱!知っておきたい税制の改正~法人課税編~

12月14日に平成30年度の税制改正大綱が公表されました。 前回は主に個人所得税に関する改正を見てきましたが、今回は法人課税について見ていきたいと思います。 【目次】 1.賃上げ及び生産性向上のための税制 (1)所得拡大促進税制の改組 (2)情報連携投…

法人成り メリットとデメリットの件

個人事業者が法人を設立することを「法人成り」と呼びますが、個人事業が軌道に乗ってくれば、一度は考えるのではないかと思います。 なぜ、考えるのかというと、法人成りにはメリットもデメリットもあるからです。 今回はこの法人成りについて、メリット・…

消費税軽減税率対策補助金を知っていますか?【期限が延長されました!】

消費税率は平成31年10月1日から10%に上がることが予定されています。 同日から税負担の緩和を目的に消費税の軽減税率制度が実施されます。まだだいぶ先ではありますが、企業側でレジを含めたシステム対応が必要になることが予想され、小規模事業者・中小企…

これだけは押さえておきたい会社の税金のはなし【7】~役員給与~

中小企業の社長さんに押さえておいて欲しい会社の税金のはなしの7回目は、役員給与です。 役員に対する給与については、役員が会社の委任(会330)を受けてその法人経営に従事する者であり、法人の得た利益の分配に参与する地位にあるともいえることから、職…

これだけは押さえておきたい会社の税金のはなし【6】~接待交際費~

中小企業の社長さんに押さえておいて欲しい会社の税金のはなしの6回目は、接待交際費です。 それでは早速みていきましょう。 【目次】 1.接待交際費とは 2.接待交際費と税金計算 3.間違いやすい接待交際費 (1)飲み会会場までのタクシー代 (2) 福利厚生…

これだけは押さえておきたい会社の税金のはなし【5】~費用の計上基準~

中小企業の社長さんに押さえておいて欲しい会社の税金のはなしの5回目は、一般費用の計上基準です。 当期の費用(損金)として計上してよいものには、税務上、一定の基準があります。もし自由に費用を計上できるならば、利益の圧縮は容易になり、課税の公平…

これだけは押さえておきたい会社の税金のはなし【4】~売上原価の計上基準~

中小企業の社長さんに押さえておいて欲しい会社の税金のはなしの4回目は、売上原価の計上基準です。 売上をあげるためには、それに要した原価があるはずです。 基本的に税務の世界では売上と売上原価は対応関係にあるため、同じ事業年度に計上する必要があり…

これだけは押さえておきたい会社の税金のはなし【3】~売上の計上基準~

中小企業の社長さんに押さえておいて欲しい会社の税金のはなしの3回目は、売上の計上基準です。 会社の税金は1年間の会社の収支を基に計算されますが、もし売上の計上時期を任意に決められるとしたら、利益操作がいくらでも出来てしまいますよね。 税務署の…

これだけは押さえておきたい会社の税金【2】~税率を押さえて見込税額を把握~

前回に引続き2回目として、中小企業の社長さんが押さえておきたい会社の税金の話をします。今回のテーマは税率です。税率が把握できれば、利益を基におおよその税金負担額を把握できるようになります。 【目次】 1.各種税率と実効税率 2.各種税金の税率…

これだけは押さえておきたい会社の税金のはなし【1】~会社の税金の種類~

今回から主に会社の社長さんに向けて、会社の税金の基礎事項を中心に、特に中小企業の社長さんに知っておいて欲しいことを書いていきたいと思います。第1回目は会社が納める税金の種類のはなしです。 【目次】 1.税金の分類 2.法人税 3.地方税(事業…

【平成29年度税制改正】~大法人~確定申告書の提出期限の延長に係る改正

平成29年度税制改正により、主に大法人を対象とした確定申告書の提出期限の延長について改正が入りました。今回はその改正の内容について見て行きたいと思います。 中小企業に関わる延長については下記の記事を参考にしてください。 hamatax.hatenablog.jp …

【平成29年度税制改正】研究開発税制 試験研究費の範囲の改正

平成29年度税制改正により、試験研究費の範囲に一部改正が入り対象が拡充されています。今回はその改正が入った試験研究費の内容について見ていこうと思います。 【目次】 1.対価を得て提供する新たな役務の開発 2.新たな役務の意義 3.サービス設計工…

【H29年度税制改正】中小企業経営強化税制が創設されています

H29年度税制改正により、中小企業経営強化税制が創設されました。比較的要件が緩い制度になっており、一定の手続きを踏めば、税メリットを受けることができます。今回はこの経営強化税制(主にA類型)について見ていきます。 【目次】 1.制度の概要 2.制…

【平成29年度税制改正】吸収合併及び株式交換における対価要件の見直し

平成29年度税制改正により、平成29年10月1日以後に行われる吸収合併及び株式交換の適格要件について、合併法人又は株式交換完全親法人の被合併法人又は株式交換完全子法人に対する持株割合が3 分の2以上の場合には、金銭その他の資産の交付がある場合にも適…

【電子申告】「第三世代税理士用電子証明書」の有効期限が迫っています

現在、e-Tax及びeLTAX(以下「e-Tax等」と記載します。)では、日本税理士連合会が発行している「第三世代税理士用電子証明書」及び「第四世代税理士用電子証明書」が使用可能となっています。 電子申告の代理送信を行う税理士の方は、「第三世代税理士用電…

e‐Taxを利用したクレジットカード納付が始まっています~源泉所得税もクレジットカードで~

平成29年6月以降,国税庁HP又は確定申告書等作成コーナーに加えてe‐Tax(国税電子申告・納税システム)からもクレジットカード納付専用サイトにアクセスすることが可能になりました。 これにより,以下のメリットが生じることになります。○クレジットカード…

法人設立届出書等について手続きが簡素化されました!

平成29年度税制改正により、税務署への届出書に関する手続きが簡素化されました。今回はその内容について見ていきたいと思います。 【目次】 1.登記事項証明書の添付省略について 2.異動届出書等の提出先のワンストップ化 1.登記事項証明書の添付省略…

国税(所得税、法人税、消費税等)の電子申告が義務化されます

【目次】 1.確定申告書の提出とは 2.電子申告の義務化 (1)大法人は電子申告(e-Tax)利用率100% (2)中小法人は電子申告(e-Tax)利用率85%以上 1.確定申告書の提出とは 日本の税金は申告納税制度に基づき徴収される仕組みになっています。申告納…

【H29年度税制改正】中小企業向け確定申告期限の延長の改正

平成29年度税制改正では、法人税の確定申告書の提出期限の延長特例が改正されます。今回の改正により、中小企業の確定申告期限の延長に関する事項について、従来通達で定められていたものが、法律として改めて規定されることになりそうです。今回は確定申告…

【新設法人又は新個人事業主で従業員に給与を支給した場合】必ず所得拡大促進税制の適用が受けられます!

H25年税制改正により所得拡大促進税制が設けられましたが、新設法人(又は個人事業主)で従業員に給料を支払っている場合には、この制度の恩恵を必ず受けることができます。今回はその詳細について説明していきたいと思います。 1.所得拡大促進税制とは (1…

【1月末に電子申告した法人にお知らせ】eLTAXに一時的につながりにくい状況が発生したことに係る地方税の対応が発表されました

地方税電子化協議会が管理・運営する地方税ポータルシステム(eLTAX)において、平成29年1月27日(金)から同年2月1日(水)午前まで、電子申告等がつながりにくい状況が発生していました。 アクセス集中とシステム障害が生じたことが原因のようです。 気にな…